GW香港倉庫は地下鉄の駅からわずか2分の沙田区石門の主要エリアにあり、2019年4月から稼働しています。
GW香港のセールスマネージャーのKenson Chanからの詳細です。
Q1:おそらく世界で最も土地の制約のある都市の1つでの倉庫の開業は、どのようなものになるのでしょうか?
香港ではアウトソーシングした、第三者が運営する倉庫は管理上、柔軟性があり、簡素で低リスクであるため、多数の物流サービスプロバイダーに歓迎されています。しかし、この種類の倉庫は私たちにとってはクライアントのニーズを満たすにあたり困難が伴います。倉庫がどのように使用されるか、および倉庫のオーナーのビジネス戦略によります。さらに、ほとんどのアウトソーシングの場合、自社の倉庫管理システムは導入されておりません。
当社の物流の専門知識を本格的に適用し、個別化された物流ソリューションの提供に向けて柔軟性を得るために、当社は、自社運営倉庫を立ち上げることを決定しました。
最適な場所を見つけることは、香港では決して簡単ではありません。土地供給の不足のためだけでなく、香港ではほとんどの場合、倉庫が工場から変換されたという現状の為、選択肢は非常に限られていました。通常、変換された倉庫はローディングベイがなく、低い天井のため、保管場所にも制限があります。最適な場所の最新倉庫はかなり競争力があります。これらすべての要因が相まって、最終的に「夢」の倉庫を見つけるのに8か月かかりました。
香港の倉庫に関する基本的な情報と数字は、以下のとおりです。
Q2:この自社運営倉庫を香港で維持することの特別な利点は何ですか?
一部のクライアントは、深圳などの香港近隣のエリアでは低コストで倉庫業を実現できると考えています。しかし、アジアでの統合および流通を目的とした場合、必ずしもそれが当てはまるわけではありません。香港はコスト及び効率に関してはリードしています。
もちろん、近隣の都市の倉庫は、プロの水準ですべての付加価値業務を遂行できます。それにもかかわらず、中国の複雑な通関手続きにより、自由貿易港としての香港と比べて、まったく手頃ではありません。また、香港の往復の航空および船舶貨物の高い接続性の利点により、クライアントのサプライチェーンの総リードタイムへの要求に完全に適合します。